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2016年 11月 22日
11月13日(日)雑賀地区で地震を想定した防災訓練が行われ、およそ280人が参加されました。
上下水道局ではこの訓練に併せて、水の大切さを再認識してもらい、地震等の災害に備えることを目的に、災害時にたくさんの方が避難される場所である公民館の水道を実際に止めて、断水体験及び、給水車による給水訓練を行いました。
今回の訓練では、4月に発生した熊本地震での支援活動の際に、被災された多くの方から「水がないとご飯も炊けない、トイレも流れなくて大変、本当に水が一番」というような声をたくさんいただいたことから、汲んできた水をトイレに流す体験をしてもらい、水の出ない不便さ、重い水を運ぶ大変さなどを感じてもらいました。
また、今年1月の大寒波では、多くの水道管で凍結破裂漏水が発生したことから、水道メーターのパイロットの見方、止水栓の止水方法を説明し、凍結時や普段からの漏水防止、漏水の早期発見に努めていただくようお願いしました。
参加された方からは、
○「蛇口をひねっても本当に水が出なくてビックリ!手も洗えない、トイ
レも水が流せないなんて1日も我慢できない(小学生)」、「普段水を
運ぶなんて考えたことがない。実際持ってみると水って重いんですね。
断水の時に毎日こんなことすると思うと大変だと思いました。(お母さ
ん)」
○「普段、トイレは流れるものとばかり思っていて、流すものと考えてな
かった。流してみるとこつがいるな」
○「出来るだけお風呂の湯をためとくといいですね」
○「このトイレに流す水を確保するのが大変ですね」
などの感想をいただき、実際に水の出ない状況での訓練で、水のない生活の大変さを感じてもらえたと思います。
上下水道局では、これからもこうした断水体験を行うことで、一人でも多くの方に水の大切さを感じていただけるよう取り組んでいきます。- 詳しくはコチラ (PDF)