「水道事業ガイドライン」における業務指標の試算
1.水道事業ガイドラインの概要
水道事業ガイドラインは、国際規格(ISO/TC224)の基本理念に基づき、水道事業の定量化による水道サービスの向上を目的として、平成17年1月に(社)日本水道協会において制定され、平成28年3月に改正されました。水道事業ガイドラインでは、水道事業全般について多方面から数値化するために、全119項目の業務指標が示されており、各指標は水道事業のサービス水準を向上していく上での目標となる3項目の下にそれぞれ分類されています。
- 安全で良質な水(17項目)
- 安定した水の供給(57項目)
- 健全な事業経営(45項目)
2.試算結果
松江市水道事業についてそれぞれ試算を行い、データがないため試算できなかった項目を除いて算出しています。また、過去の年度を試算した指標値も参考に掲載しています。なお、平成29年度に簡易水道を統合したことから、平成29年度の指標は、旧簡易水道の値を含んでいます。