災害について

松江市で地震が起きた時が心配です

松江市では、大きな地震にも耐えられるように、水道管をつなぐ継手部分が伸縮して抜けにくい構造の耐震管や、継手部分を電気で溶かして接着し水道管を一体化させ、管自体に柔軟性があり強度の強い水道管への切り替えを計画的に行い地震に強い水道を目指しています。2023年度までに防災拠点施設(※1)、2028年度までには拠点避難所(※2)への管路を耐震化し地域防災力の向上を図るとともに、より安定的にお届けできるようになる計画です。あわせて漏水調査も実施しており、漏水を原因とした水圧低下による減断水の防止を図っています。
下水道においても、橋北から橋南への基幹管渠の二重化(二系統化)及び耐震化を図ることで地震や災害に備えていきます。
また、万が一松江市で大規模な災害が発生した場合、全国の上下水道事業体から応援にかけつける仕組みもできています。
【※1:2023年度までに耐震化予定】
総合病院全6院、松江市総合体育館、くにびきメッセ、県立松江商業高校、市立中学校全13校、市立小学校13校(まがたま学園、八束学園含む)ほか2校(島根大学附属小・中学校)
【※2:2028年度までに耐震化予定】
市立小学校17校、旧美保関東小学校、メテオプラザ、旧千酌小学校、野波保育所、ゆうあい熊野館、大谷小学校、県立松江工業高校

災害時の給水拠点を教えてください

松江市では、小学校や公園など市内9箇所に緊急用地下貯水槽を設置しています。
緊急用地下貯水槽は、普段は水道管の一部として使用していますが概ね震度5以上の地震が発生すると自動的に弁が閉じ、貯水槽内に50m3の飲料水(5,500人の3日分に相当)を貯える構造となっており、災害時の給水拠点になります。
市内の緊急用地下貯水槽設置箇所は以下のとおりです。(平成30年4月1日現在)
【橋北】北公園、川津小学校、内中原小学校
【橋南】総合運動公園、中央小学校、津田小学校、古志原小学校、湖南中学校、湖東中学校
(緊急用地下貯水槽がない地区は、小型給水装置と給水車を用いて飲料水を配布し対応する計画です。)

災害に備える備蓄水はどれくらい用意すればよいですか

生命維持のために1人1日3Lの水が必要といわれていますので、3日分程度(3L×3日=9L(1.5Lペットボトル6本分)の備蓄をおすすめします。

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