東急建設㈱は発注者から直接請け負った東京都目黒区の病院建設工事において、平成２９年７月３日、４階部分のコンクリート打設作業中に同床を支えていた型枠支保工が崩落し、同床上で作業していた作業員が約５ｍ下の３階床に転落し負傷した。この件について、下請負人労働者の労働災害を防止するための必要な措置を取らなかったとして、同社及び同社の社員１名が労働安全衛生法違反で起訴され、令和２年２月１２日に東京簡易裁判所より罰金刑の略式命令を受けた。

森松工業㈱の執行役員等３名は、兵庫県赤穂市発注の「御崎配水池整備工事」において、森松工業製のタンクなどが納入しやすくなるよう特記仕様書や図面を変更する便宜を受けた見返りで市職員に２１０万円を手渡したとして、令和３年１月２３日に贈賄の容疑で兵庫県警に逮捕された。

岡山県新見市内の空調設備新設工事において、請負人の労働者の労働災害を防止するために必要な措置を講じなかったため同工事下請け人の労働者が足場開口部から転落し負傷したことについて、同社及び同社従業員に対し、令和元年１２月２４日に新見簡易裁判所から労働安全衛生法違反による罰金刑の略式命令があり、その刑が確定した。

日本下水道事業団発注の「汚泥処理施設工事」において発生した労働者の転落事故について、労働災害防止に必要な措置を講じなかったとして令和元年９月２５日付で岡山簡易裁判所から罰金刑の略式命令を受け、その刑が確定した。

独占禁止法第３条（不当な取引制限の禁止）の規定に違反する行為（アスファルト合材の需要者向け販売価格を引き上げ等の合意。建設資材の価格カルテル）を行っていたとして、公正取引委員会より、令和元年７月３０日、排除措置命令及び課徴金納付命令を受けた。

東京都が発注の浄水場排水処理施設運転管理作業について、受注価格の低落防止を図るため、他の事業者と共同して独占禁止法第３条（不当な取引制限の禁止）に違反する行為があったとして、公正取引委員会より排除措置命令を受けたもの。

東京都が発注の浄水場排水処理施設運転管理作業について、受注価格の低落防止を図るため、他の事業者と共同して独占禁止法第３条（不当な取引制限の禁止）に違反する行為があったとして、公正取引委員会より課徴金納付命令等を受けたもの。

福岡県築上町が発注したし尿処理場建設工事の一般競争入札を巡り、他の事業者に工事を落札させるために業者間で価格調整するなど談合したとして、同社の使用人が平成３１年４月３日、談合の容疑で福岡県警に逮捕された。

病院建設現場で発生した足場倒壊による死亡事故に関し、同社の使用人は業務上過失致死罪で略式起訴され、平成31年4月3日付で罰金刑の略式命令を受け、その刑が確定した。

日本下水道事業団発注の「汚泥処理施設工事」において発生した労働者の転落死亡事故について、労働災害防止に必要な措置を講じなかったとして平成３０年８月２日付で札幌簡易裁判所から罰金刑の略式命令を受け、その刑が確定した。