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2015年 09月 02日
水の大切さを再認識してもらい、地震等の災害に備えることを目的に、四季ヶ丘団地の住民の皆さんを対象に、実際に断水の体験をしてもらう全国でも珍しい給水訓練を行いました。
これは、健全な水循環の重要性について理解や関心を深めてもらうために、毎年8月1日を国土交通省が「水の日」と定めており、この水の日にあわせて開催しました。
実際に水を停めて断水の体験をされた32世帯を含めておよそ150人が参加されました。まず、上下水道局職員が断水体験をされる世帯の水道栓を閉めて回り、2時間半にわたり水が出ない状況で生活をしてもらいました。
断水体験された皆さんは、バケツやペットボトルを持ちだし、給水場所となった団地内の公園で給水して、トイレなどの水を自宅まで運ぶ訓練を行いました。
また、同時に団地内の公園では給水車による給水訓練のほか、プールの水などをきれいにする小型浄水装置の実演、災害備蓄用の1.5リットル入りのペットボトル「松江 縁の水」の紹介などを行いました。
訓練終了後には、断水を体験された方々との意見交換を行い、参加された方は「水が出ないとわかっていたが、ついつい蛇口をひねってしまった。災害などで長時間の断水の時、どれだけ不安か身にしみてわかった」などと、断水を体験して感じたことなどを話していただきました。