松江市上下水道事業経営計画推進委員会

上下水道事業を取り巻く状況は、人口減少による給水収益・下水道使用料収入の減少、老朽化した水道施設の更新、施設耐震化に伴う建設改良費の増大等、 事業経営を揺るがす課題が山積みです。
これらの課題に対応するため、松江市では平成24年度に「第二次松江市水道事業経営戦略プラン」、平成26年度に「第一次松江市下水道事業経営戦略プラン」を策定し、 プランに基づき事業を進めながら簡易水道統合問題、上水道料金改定・統一、下水道使用料統一、施設の長寿命化計画の策定等に取り組み、効率的な事業経営を行ってきました。
平成26年度末には松江市の下水道は概成し、下水道事業は長寿命化を含めた施設の維持管理時代に移行しました。 また、平成29年度には上水道事業と簡易水道事業を事業統合するなど、経営環境は大きく変化していることから、平成30年度に長期的な視点のもと上・下水道事業が一体となった『第1次松江市上下水道事業経営計画』(以下「経営計画」という。)を策定しました。
この計画は、毎年度PDCAサイクルによる進行管理を行い、施策の改廃や年次目標の見直し、新規施策の立案を行うこととしています。
その際、幅広く外部の意見を求めることで市民の視点に立った、より健全で安定した事業経営を目指すことを目的に、「松江市上下水道事業経営計画推進委員会」設置しています。
両事業を効果的に連動させ、PDCAサイクルを利用した計画的な経営を目指し、上下水道事業の一層の充実発展とお客様・市民サービスの向上を図っていきます。

※PDCAサイクル:計画(Plan)を立て、それに従って実施(Do)し、その結果を確認(Check)し必要に応じて修正(Action)すること。

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