通水100年のはじまりとなった国の登録有形文化財、旧床几山配水池を訪れると、出入り口に掲げられた「源泉混混(げんせんこんこん)」「不舎晝夜(ちゅうやをおかず)」の二つの石額が、ひときわ目を惹きます。
これは、孟子離婁章句(りろうしょうく)にある「源泉はこんこんと湧き出でて、昼も夜も涸れることはない」という一説で、水源の貴重さ、水道事業の意義、まちづくりの基礎たらんとした、開業当時の関係者の思いを今に伝えるものです。
上下水道局では、通水百周年を記念し、水道のなりたち、歴史、しくみを映像化し、後世に残すため、USBメモリー及びDVDを作成し販売します。